7月18日、丹生川文化ホールで高齢者学級学習会が開かれ、49人が参加しました。今回は、「能登半島地震に学ぶ、日頃の備えと災害時の対応」と題して、市内「NPO法人すえひろ」の末永賢治さんを講師に、防災対策について学びました。
末永さんは、宮城県女川町のご出身で、東日本大震災で被災、三週間後に家族で高山市へ移住されました。その後、防災士の資格を取得し、NPO法人の代表として防災に関する啓発活動に取り組まれています。また、元日の能登半島地震の被災地での復興支援活動にも参加されています。
お話では「一人ひとりが非常持ち出し袋を備えること」「逃げろ!と言われたときは、これまで大丈夫だった認識を捨て、直ちに逃げること」「最寄りの避難所へ行けないときにどうするかを家族で話し合っておくこと」「よその地へ出かけるときは、津波が来ることを想定すること」など、実体験に基づき強調されました。
参加の皆さんは、食い入るように話に耳を傾け、自らの暮らしに重ね合わせながら日頃の防災対策を振り返りました。
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